西田先生が第63回中日文化賞を受賞されました!

布施 未恵子

 

学術・芸術の振興を目的に、各分野で優れた業績を挙げられ文化の向上に寄与された個人や団体を顕彰する中日文化賞。西田利貞先生が第63回の受賞者の一人に選ばれました。タイトルは「野生チンパンジーの社会学・行動学的研究」です。西田先生に、今回の受賞についてインタビューしてみました。



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○ 受賞が決まったときのお気持ちは?
この賞は、広い意味での東海地方(愛知・岐阜・三重・北陸・滋賀)の文化興隆に貢献した人に与えられる賞ということです。マハレのチンパンジー長期研究の代表者ということで私に与えられたものと思います。これまでの受賞者の顔ぶれは大きな業績のある方ばかりで、たいへん名誉だと思います。


○  贈呈式で印象的だった点は?
野依さん、益川さんというノーベル賞受賞者の2人(かつての中日文化賞の受賞者) が来賓としてこられ、すばらしいスピーチを聞きました。


○ そのほか、何かあればお聞かせください
名古屋鉄道とモンキーセンターの関係者がたいへん喜んでくださったのは嬉しいことです。センターの宣伝になればありがたいと私は思っています。


贈呈式では、各受賞者が5分程度のスピーチをする時間があり、西田先生はチンパンジー研究の意義を話されたそうです。西田先生、本当におめでとうございました!

(ふせ みえこ 神戸大学)


   


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